出張先での雑記帖



イタリア
Repubblica Italiana


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2017年 7月 6日(木) Milano (Italia)

初めてのミラノです。

ルネッサンス時代の傑作が生みだす歴史と、
ミラノ・コレクションで知られるファッションの街、ミラノ。



イタリアロンバルディア州の州都、ミラノ。
コンスタンティヌス帝が313年にミラノ勅令を出して以来、
ミラノはキリスト教信仰の場として栄えてきました。
そして14-15世紀には芸術の都として、黄金期を迎え大きく発展します。
建築、芸術、食、ファッション、どの分野でも世界をリードするここイタリア・ミラノ。


今回、最も楽しみにしていたのは、

レオナルド・ダヴィンチの代表作「最後の晩餐」

とにかく仕事が遅いことで有名なダヴィンチが
”たったの3年”で完成させた傑作です。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の食堂に壁画として描かれ、
その後の修復が残念な結果に終わっていたこと。
また、第二次世界大戦で教会が損傷を受けたにも関わらず
絵が無事であったことなどから、
現存していることが奇跡の絵画だと言われています。
(ルネサンスの最高傑作と言われる作品)

作品の劣化が激しいので、
少しでも絵の状態を保てるように見学は完全予約制。
25人ほどを一つのグループにして、
一人15分の見学時間とコントロールされています。
少しでも時間に遅れたら「残念でした。入れません」
とすっぱり断られますのでご注意を!




   

※ミラノ料理は、伝統料理からイタリア各地の郷土料理まで様々な食事を楽しむことができます。


久しぶりにリフレッシュできました!


Santa Maria delle Grazie
数レオナルド・ダ・ヴィンチ作
「最後の晩餐」が飾られている
ことで有名な世界遺産の教会。
赤煉瓦の教会に併設する、
食堂の壁画として描かれたもの。
(420p×910pという巨大な絵)


 「最後の晩餐」  と 「キリストの磔刑」

Duomo di Milano
”ドゥオーモ”と呼ばれる大聖堂は、
その建設になんと5世紀を要した
135本の尖塔と、3500本の彫刻が
特徴的な世界最大のゴシック教会


Galleria Vittorio Emanuele II
アーケードの中央のガラスドームの
下に牛のモザイク絵があり、
その牛の局部に、自分の踵をつけて
3回まわりながら願い事をすると
叶うというジンクスがあります


Museo Leonardo Da Vinci
レオナルド・ダ・ヴィンチ生誕
500年を記念して開館した博物館。
絵画や彫刻の分野でよく知られますが、
科学、数学、発明、植物学に至るまで、
あらゆる分野での偉業を成し遂げた人物


Antico Ospedale Maggiore
旧マッジョーレ病院
1456年に建設された
ミラノ領主による美しい病院。
1939年まで病院として使用され、
現在はミラノ大学の校舎。


University of Milan

ミラノ大学(1924に設立)で
ISO/TC206の総会が開催されました